映画

2013.04.16

東宝スコープマーク変遷

 ツイッターで下記のように呟いたのが昨日。

-------------------------------------------------------------------------
そういえば今日本屋で、例の「東宝 昭和の爆笑喜劇DVDマガジン」創刊号をチラ見してきたんだけど(ちょと荷物増やせなかったので買わなかったけど)、小さいけど「東宝スコープ」についてのコラムもあって、ををこれは買わねば、と。いや、ほんのちょっとだけど。

「東宝スコープマークは64年までで65年からは東宝マークに」なんて書かれてて、そこは!もっと!検証してよ!とは思ったんだけどね(^_^;)

いやー、マジで、東宝スコープマークが付いた最後の作品と、ついでに東宝スコープ後期型マークが最初に付いた作品の特定とかしてくれたら、嬉しいんだけどなー。いや、単に東宝喜劇映画のマガジンにそこまで真剣に要求はしないけどさ(^_^;)

-------------------------------------------------------------------------

その流れで、過去にmixiで書いた日記を紹介したりしてたのですが、当然ながら閲覧できぬよ、と言う声も届いたので、こちらに移植しました。

『怪獣王ゴジラ』予告篇

続、東宝予告篇の話

東宝マーク話が止まらない

内容は当時のままです。投稿日時も再現しました(笑)
あれ以来、特に検証してないのですが、webで今探しても特に検証サイトとかも無いし、じゃあこのまま晒すか、と言う判断。
基本的にキャプチャ画像はブログに貼らない主義ですが、今回は資料的なものとして。

 あと、一つ目の日記で書いてる「『怪獣王ゴジラ』予告篇」に関しては、現在は再現した物をニコ動に投稿しております(^_^;)

『怪獣王ゴジラ』予告篇(再現)

『世界大戦争』日本版予告篇(イメージ再現)

 こちらも資料的なものとして。ネガかフィルム探して下さい。

【追記】
ちなみにmixi日記の方では当時、マイミクさんからの情報で、『赤ひげ』の後の封切作品『風来忍法帖』は東宝マークだと言う事が判明しており、次に検証すべきは『赤ひげ』の前、4月14日公開の『こ丶から始まる』(坪島孝監督)だと言う所で終了しております。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.15

東宝マーク話が止まらない

 …予告篇作ろうと言うスイッチは切ったんだがー。更に脇のスイッチが入ったー(^_^;)。

 昨日、東宝スコープマークには大きく分けて2種類あって、切り替え時期は昭和35年末くらいだろう、なんて書いたんですが、正確にどのあたりなのか、調べてみたくなった(^_^;)。
そもそも、私は漠然と、昭和36年で切り替え、とか思い込んでいた訳で、ところがガス人間は後期型じゃんと気が付き、意見を微調整しただけなので(^_^;)。

 よし。可能な限り検証。手持ちの作品で判明すると良いのだがー。


 まずは、昭和35年12月25日公開の『サラリーマン忠臣蔵』からー。遡ってみる。



1_10




続いて12月11日公開の『ガス人間第一号』。



2_7




 後期型ですね。ちなみに後期型と初期型の見分けは、「東宝株式会社」の文字の大きさと、横文字の形、特に「P」に注目すると解ります。
とりあえず上記の通り、12月公開作品は間違いなく後期型。では、ちょっと遡って…



3_7




 10月30日公開の『独立愚連隊西へ』。これもきっちり後期型です。



4_7




 8月28日公開『墨東綺譚』、予告篇の場合。後期型。ちなみに東京映画制作なので「東宝株式会社配給」となってますが、この違いはカウントしません。
…でも、配給付くか付かないかで、この部分の書体が微妙に違うのね(^_^;)



5_3




 7月31日公開『大学の山賊たち』。…後期型。困った、このあたりならもう初期型だろうと思っていたのに(^_^;)。手持ちだけだと、このあと4月まで遡っちゃうよ(^_^;)。



6_3




 4月26日公開『太平洋の嵐』。初期型でした。
…とりあえず、夏頃には後期型にマイナーチェンジしていた事は判ったけども、もうちょい絞り込みたかったよ(^_^;)
誰か『接吻泥棒』とか持ってないかな(^_^;)


 ついでに。スコープマークからノーマルマークへの切り替わり時期。



7_3




 昭和40年1月3日公開『侍』の段階ではスコープです。このあと、豊田四郎の『波影』とかもスコープ。『東京オリンピック』もスコープだったよなぁ。『怪談』ってどうだったっけ(^_^;)
とりあえず、そのあたりの作品を経て、4月24日公開、黒澤明の『赤ひげ』まで来る訳ですが…





8_3




 …うわ、DVD、スコープマークじゃねぇよ(^_^;)。こんなの証拠にならねぇ(^_^;)。えーと、劇場で観た時はきっちりスコープだった筈なんだよねー。
仕方ないので予告篇冒頭で確認を……って、予告篇には東宝マークすらついて無い(^_^;)

 あ、でも、『赤ひげ』予告は、あの場面で確認出来るよね。



9_2




 これこれ。音楽録音風景が入るのよね予告篇に(^_^;)。これ見る限り、少なくともこの作品までは東宝スコープマークであると言っても良いのではないかしらー。


 で。5月29日に公開の『日本一のゴマすり男』では、既にこうなってる訳です。



10_2




 ちと素材が悪いけども。昔のビデオソフトが、シネスコ版を謳いながらもいかに左右トリミングされてたかの証明でもあるなぁ(^_^;)
ま、それはさておき、5月末にはノーマルにチェンジ。正確な時期を追求するには、『赤ひげ』と『ゴマすり』の間、5月16日に公開された『最後の審判』と『風来忍法帖』を確認出来れば、ほぼ断定出来るんではないかと思う訳ですが。ええ、手元に無いし観たこと無い(^_^;)。故に追求はここまでなのです。

 どなたか、作品確認出来る人あればお願いしたいところだ(^_^;)

 てな感じで。うん。楽しいよ(笑)
ぶっちゃけ、現存する全東宝作品の東宝マークを網羅した画集とか、東宝マークしか収録してないDVDとか出たら、買ってしまうね(笑)多分。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.14

続、東宝予告篇の話

 昨日の『怪獣王ゴジラ』予告篇の影響で、ちょっとそっち方面にスイッチ入っていて危険な感じ。なので、この日記書いたらしばらく封印する方向で(^_^;)、仕事中に考えたことを記録しておく次第。

 で。ひとつでも、オリジナル(に似せた物(^_^;))をでっちあげちゃうと、じゃああの予告篇もオリジナルに近づけたいなぁ、とか思ってしまう訳で(笑)

 東宝特撮映画に限定しても、現在商品化されてるものとオリジナル公開時予告篇との相違点が結構ある、てのは過去の日記にも書いてますが。つーか、何度も書くほど長年拘り続けてる事なんですが(^_^;)、ぶっちゃけ、もっとも簡単に復元出来ちゃうのが、東宝マークの差し替え。
昭和32〜40年初めあたりまで(少なくとも黒澤の『赤ひげ』あたりまで)の東宝のワイド映画って、こういうマークが出たんですよね。



1_9


 …うん。カッコイイ。これは昭和32年の『地球防衛軍』の東宝マークですが、昭和40年代に入ると、このカッコイイ横文字が消えて、こうなる訳です。



3_6



 …ちょっと寂しい(^_^;)。でもま、この形が現在に続く基本(厳密に言うと、スクリーンがワイド化する以前もこんな感じ)なので、東宝と言えばマークはコレ、てのが一般的なんでしょうけども。

ちなみに現在では更にヴァージョン変わって、こう。



4_6



 嫌いじゃないけど、如何にもCG時代、ですな(^_^;)

 んで、スコープマーク時代の作品も、昭和40年以降にリバイバルされたりなんかすると、東宝マークがその時代の標準バージョンに差し替えになっていたりした訳で、本編のマークがすげ替えられると、予告篇も合わせてすげ替えられるのが常。で、問題は、現在残ってる予告篇ネガが、各作品最新ヴァージョンのものだけの様で、本来はスコープマークだった筈だけどノーマルマークすげ替え版しか再見出来なくなった予告篇群が存在する訳です。そういう連中のマークを、いつか東宝自身がスコープマークに差し戻して商品化してくれないもんかな、とか期待していたんだけども、どうやら無理っぽいので、さすがにそろそろ、自分ででっちあげしちゃおうか、な気分が高まってる昨今なのですよ(^_^;)。いやもう、自分の為だけに!(笑)

 ま、マーク差し替えだけならば割と簡単なので、多分実行しちゃうでしょう(^_^;)。気を付けねばならない点は、スコープマークにも2種類あるらしく、作品の公開時期に合わせて素材を選ぶ、と言う所か。
ちなみに、さっきの画像が『地球防衛軍』のものだから、初期型。で…



2_6



 これが昭和36年の『モスラ』でのスコープマーク。
…違うでしょ?(^_^;)
このマイナーチェンジ時期ってよく知らないのだけど、特撮映画に限ると、『電送人間』予告篇は初期、『ガス人間第一号』予告篇は後期ヴァージョンです。昭和35年末くらいがチェンジ時期なのかしらね。

 あと、オリジナル復元したいのは、リバイバル時に改題しちゃった映画の予告なんだけど、これはさすがに、ノンスーパー予告篇でも商品化してくれない限りは無理っぽいですな(^_^;)。で、もしノンスーパーが手元にあっても自力では再現無理なのが『怪獣総進撃』だけども(^_^;)。あの、本編とは違うブルー系の光に包まれて起きあがってくる立体文字の格好良さは………このまま記憶に埋もれていくのか(^_^;)、もったいなさ過ぎる。

 最後に、最近今更ながら思いついた、復元したい予告篇(^_^;)



61_3



『キングコングの逆襲』予告篇ですが。実の所これも短縮版用に改変されていまして、オリジナルだと多分こんな感じだった。


62_3


 …うん。再現してみたい(笑)


 とかなんとか、こんな日記喜ぶのはごく少数だろう日記でありました(^_^;)
ごめん、俺は楽しい。考えてるだけで。あー、作業してぇ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.13

『怪獣王ゴジラ』予告篇

 体力的に限界が来たので今日は仕事サボってました(^_^;)。ちょっとは抜けても大丈夫になってきてるので、身体優先。

 で、今日は無理しない程度に、依頼原稿用に映像資料をいつでも閲覧しやすい様に抜き出していて(^_^;)、そのついでと言うかなんと言うか、全然原稿とは関係ないんだけども、『怪獣王ゴジラ』の予告篇作ってました。

 この映画、第一作『ゴジラ』のアメリカ版を逆輸入して、上下をトリミングしてシネスコ版にでっちあげ、昭和32年に国内封切した作品、てのは、その筋の人には説明不用ですが。この国内用プリントはもう1本しか存在しないとかで、再見するのは難しい作品になってます。
で、過去にビデオ、LD,DVD化されたのは、上下トリミングする前のスタンダード素材で、厳密に言えば国内で劇場公開された『怪獣王ゴジラ』では無く、あくまで『GODZILLA KING OF THE MONSTERAS!』に新たに字幕付けてビデオ化したもの、て感じなんですね。ぶっちゃけ、『怪獣王ゴジラ』ならば、シネスコ版であるのは勿論、冒頭の東宝スコープマーク、画面右側に縦組みで出る字幕、ゴジラの足音が延々と続くエンドクレジットは必須なのです(^_^;)

 ま、それはさておき。この作品の予告篇も存在するのですが、過去に商品化されたのは、本編と同じくスタンダード素材のもの。しかも、東宝スコープマークがつかないどころか、冒頭のゴジラ足音と「ごっじらー!きんぐおぶざもんすたー!」とナレーションが叫ぶのが欠けていて、いきなり「…すたー!」とか始まる訳です。これが気持ち悪い(^_^;)

 て事で、この素材を使って、上下トリミング処理と、冒頭の欠けを復元する作業をしました。って、なんて複雑な息抜きなんだよ、てのは突っ込まないで欲しい所(笑)
映像の欠けは、他作品のスコープマークで補うとして、問題は音声。「ごっじらー!きんぐおぶざもんすたー!」の叫びは、予告篇内で飽きるほどに叫んでるので、それ移植するかと思ったものの、冒頭の足音だけは、どの素材から持ってきても嘘くさくなるだろう。

 そこで…ここだけの話(^_^;)、82年当時に劇場で予告篇大会見た時の録音テープが我が家に現存してまして(^_^;)、そこからオリジナル音声持ってくることに。古いテープなので、今あるデッキの回転速度が当時の物と微妙に違っていたら、映像とは完全リンクしないのでどうしたもんかと思ったものの、なんとスピードバッチリの状態で。んじゃまぁ、どうせなら音声は全部この録音テープから取ろうじゃないかと(^_^;)
が、このテープも問題あって、冒頭の「ごっじらー!きんぐおぶざもんすたー!」の一部が欠けて「ごっじらー…たー!」になってる(^_^;)。これは、当時すでにこの部分フィルム飛んでいた証拠なんですが、音声飛びはこの部分だけと言う、意外と状態良いフィルムであった事も再確認。ま、どちらにせよ、結局は別の場所から移植することで「ごっじらー!きんぐおぶざもんすたー!」を再現するしかなくなった訳ですな(^_^;)

 そのあたりの作業を音声編集ソフトで行って、ついでに簡単にノイズも除去してみたら、これが予想以上に良い音で(^_^;)、映像と合わせてみたらとても良い感じ。自宅にいながら、劇場の雰囲気満載の音ってのは、なんか、いい。クセになりそう(^_^;)。いや、まぁ大きな声では言えない代物だけどね(^_^;)

 これだけうまくいくのなら、フィルム紛失だかでまったく商品化されない『世界大戦争』予告篇の音声も持ってるので(^_^;)、でっちあげてみようかしら。

 なお、トリミング具合はこんな感じに。


1
         ↓
2


3
         ↓
4

5
         ↓
6

7
         ↓
8

 日本語のスーパーは、きっちりシネスコ枠を考慮して入れられてるのが解ります。英語スーパーはシネスコ枠からはみ出るのだけど、劇場で観た記憶ではやっぱり切れていたと思うので(^_^;)、一番収まりの良い位置に合わせてみた。まぁ、こんな感じだったと思うー。

 とかなんとか。なにやってんだよ俺、な感じですが(^_^;)。ごめん、楽しかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.19

『小さき勇者たち ガメラ』

 ガメラ映画最新作、と言うか、新生ガメラ映画、昨日ようやく観てきました。結論から言うと、良い映画だな、と思うと同時に、ちょい小品の雰囲気を持った映画だな、と。ただ、ガメラ映画って超大作扱いなのって『ガメラ対バルゴン』くらいだと思うので(^_^;)、ある意味妥当。

 ガメラ映画は、昭和の旧大映制作の7作品が同一世界のシリーズ(いわゆる昭和ガメラ)。徳間大映になって作られた総集編映画『宇宙怪獣ガメラ』が単独の世界設定を持ち、そして平成に入って復活した三部作も、もちろん違う世界のガメラでした。
で、今回はどうか、てのを、それほど収集してた訳でない情報から「どうやら平成三部作の世界観を引き継ぐらしい」と知った。これで、俺的興味は最低ラインのあたりまで落ちていたのだが(^_^;)、実際の所は、新生ガメラと呼ぶに値する、本当に別な時間軸での物語だった。確かに、映画冒頭でガメラと戦闘したギャオスは、平成三部作のソレにそっくりであったし、設定的にも引き継いでるらしく思ったが、こいつらが1973年に対決していると言う事実が、まず平成三部作の世界では有り得ない事。もひとつ言えば、「カメと言う生物が存在しない世界の話です」と監督自ら公言していた平成ガメラならば、今回の様な子ガメと少年の触れあい、などと言う展開はある筈もなく。

続きを読む "『小さき勇者たち ガメラ』"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.10

伊福部音楽鑑賞強化中なり

 昨日は休みだったので、一日中、伊福部音楽浸けになってました。どこのニュースみても「ゴジラの作曲家」として紹介されてるのは、当たり前の功績と言うかある意味凄いと言うか、ここまで一般に認知されたのも平成ゴジラシリーズのおかげだよなぁとか、いろいろ思いつつも、それならばとCD取りだしてPCでデータ化して行ったのが以下。


『忠臣蔵』
「交響頌偈 釈迦」
「釧路湿原」
「日本の太鼓 ジャコモコ・ジャンコ」
「日本狂詩曲」
「交響譚詩」
「土俗的三連画」
「シンフォニア・タプカーラ」
「日本組曲」
「舞踏音楽 サロメ」
「兵士の序楽」
「SF交響ファンタジー」
「オーケストラのためのロンド・イン・ブレークス」
「ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲」
「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」
「交響ファンタジー『ゴジラVSキングギドラ』」
「交響組曲『わんぱく王子の大蛇退治』」
「オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ」
「日本組曲」
「ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ」
「ヴァイオリン協奏曲 第2番」
「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」
「アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌」
「伊福部昭 譚」

 あ、あと、伊丹で開催された「ゴジラシンフォニックコンサート」とか。
基本的に映画音楽を外し気味で。いや、純音楽系、最近ご無沙汰だったんで。伊福部昭と言えばゴジラしか知らない、と言うのならばさておき、そうでも無いんだからと。

 で…未だに聴き終わらない訳だけど(^_^;)、退屈しないねぇ。改めて思うのだけど、伊福部音楽はもう、俺の血の中に溶け込んでしまっていて、恐らく、死ぬまで愛し続けるんだと思った。それぐらい、大きな存在。

 それくらいの存在なんだけど、関連映画に関して、四式ではあんましエントリしてないね(^_^;)。現時点でこんな感じ。うーん、もうちょっと色々登録していってみようか、なんて気分になった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.09

伊福部昭死去

 朝、携帯メールで起こされたら、「伊福部先生死去」と言うニュースだった。

 特撮好きの中でも、巨大怪獣専攻とも言える私などは、日本特撮怪獣映画音楽の祖たる伊福部音楽にはやはり特別の思い入れがありました。11年位前、東京まで純音楽の演奏も聴きに行ったさ。先生ご本人のお姿も拝見したさ。あの頃はまだお元気だったけど、そりゃ12年も経ってりゃ…。大往生と言えましょうか。お疲れ様でした。

 えーと、最初に伊福部昭音楽意識したのは…いつだったか。怪獣映画には連れて行って貰えなかった私は、東宝チャンピオンまつりで伊福部音楽に浸れるであろう機会を逸しているので、多分、昭和50年代初期の『怪獣大戦争』TV放映、その次に、日曜特バン!の「TV怪獣SF映画25年」でありましょうか。その後、東宝レコードの「ゴジラ」を買い、どっぷりハマって、1982年の『伊福部昭映画音楽全集』に出会って以降、特撮以外の一般映画にも興味持って挙げ句に邦画好きになった。ええ、人生変えられてますよ間違いなく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.04

まだ山はあるものの一山越えたので…

 と言うか10月に突入しちゃってたので、さて11月の番組情報も出回っているだろうと、スカパー関連のサイトを巡って、事前チェック。………

 …うわ、チャンネルNECO『超高層のあけぼの』放映かよ!

 いやー、何年も前に観せてもらったビデオ版(一般流通はしてなかったかも)は、惜しくもカット版だったのよねぇ。霞ヶ関ビル建築にまつわるセミドキュメンタリー映画なので、とても面白い上に、音楽が伊福部昭なのでもう俺的には酔いまくれる訳ですが、CDに収録実績があるかっこいい建築テーマM15が流れ始めて途中で曲バッサリカットしてシーン飛ぶヴァージョンだったものだから、消化不良で。今回の放映素材がノーカット版であるなら、絶対録画するね!そして片面二層ディスクに焼くね!(笑)

 よし、元気出てきたぁッ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.24

有川貞昌氏、逝去

 今朝、仕事してたらTORI氏から携帯メール入って「なんじゃい」と思ったら、この知らせだった。帰宅して朝刊見たら載ってた。『ゴジラ』のキャメラマン、『ウルトラマン』シリーズでも特殊技術を担当、てな紹介。うん、真っ当な紹介である。

 『ゴジラ』シリーズに限って言えば、ずっと円谷英二の元で特撮キャメラを担当し、円谷の晩年には特技監督に昇格して多忙&高齢の円谷を支えた、フォロワーとしてのイメージが、やっぱ強いのかもしれない。「一時代を築いた」と言うイメージは、どうしても後発の中野、川北の方が強いしねぇ。

 しかし、個人的には『ゴジラの息子』特技監督、と言う偉業は、絶対外せない。人によっては『レインボーマン』だとか堺正章の『西遊記』だとかを挙げる人も居るだろうけど。て事で、『ゴジラの息子』鑑賞でもしたい今夜なのだが、疲れて帰宅&明日も早いので、後日落ち着いたら有川祭りでも一人淋しく開催しようかと思う。

 去年、ゴジラ誕生日用に描いた『南海の大決闘』ゴジラ。この作品では有川氏は特技監督補的立場ですが。息子ゴジラは今年描く予定だったんだよなぁ…
合掌。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.22

『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』

 ぼてさんが、あろうことか限定BOX(定価だと29,500円)を買って、デカい箱に驚愕してたんだが。でもゴジラ生首箱に比べれば可愛いもんだね(笑)てのが二人の共通意見であった。コレ

 さておき。早速本編観るっつーので、付き合った。ワシも大ハマリしたゲームの後日談をフルCGで映像化、てな作品なので、まぁ付き合わねばな、と。

続きを読む "『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧