伊福部昭

2006.02.10

伊福部音楽鑑賞強化中なり

 昨日は休みだったので、一日中、伊福部音楽浸けになってました。どこのニュースみても「ゴジラの作曲家」として紹介されてるのは、当たり前の功績と言うかある意味凄いと言うか、ここまで一般に認知されたのも平成ゴジラシリーズのおかげだよなぁとか、いろいろ思いつつも、それならばとCD取りだしてPCでデータ化して行ったのが以下。


『忠臣蔵』
「交響頌偈 釈迦」
「釧路湿原」
「日本の太鼓 ジャコモコ・ジャンコ」
「日本狂詩曲」
「交響譚詩」
「土俗的三連画」
「シンフォニア・タプカーラ」
「日本組曲」
「舞踏音楽 サロメ」
「兵士の序楽」
「SF交響ファンタジー」
「オーケストラのためのロンド・イン・ブレークス」
「ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲」
「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」
「交響ファンタジー『ゴジラVSキングギドラ』」
「交響組曲『わんぱく王子の大蛇退治』」
「オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ」
「日本組曲」
「ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ」
「ヴァイオリン協奏曲 第2番」
「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」
「アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌」
「伊福部昭 譚」

 あ、あと、伊丹で開催された「ゴジラシンフォニックコンサート」とか。
基本的に映画音楽を外し気味で。いや、純音楽系、最近ご無沙汰だったんで。伊福部昭と言えばゴジラしか知らない、と言うのならばさておき、そうでも無いんだからと。

 で…未だに聴き終わらない訳だけど(^_^;)、退屈しないねぇ。改めて思うのだけど、伊福部音楽はもう、俺の血の中に溶け込んでしまっていて、恐らく、死ぬまで愛し続けるんだと思った。それぐらい、大きな存在。

 それくらいの存在なんだけど、関連映画に関して、四式ではあんましエントリしてないね(^_^;)。現時点でこんな感じ。うーん、もうちょっと色々登録していってみようか、なんて気分になった。

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2006.02.09

伊福部昭死去

 朝、携帯メールで起こされたら、「伊福部先生死去」と言うニュースだった。

 特撮好きの中でも、巨大怪獣専攻とも言える私などは、日本特撮怪獣映画音楽の祖たる伊福部音楽にはやはり特別の思い入れがありました。11年位前、東京まで純音楽の演奏も聴きに行ったさ。先生ご本人のお姿も拝見したさ。あの頃はまだお元気だったけど、そりゃ12年も経ってりゃ…。大往生と言えましょうか。お疲れ様でした。

 えーと、最初に伊福部昭音楽意識したのは…いつだったか。怪獣映画には連れて行って貰えなかった私は、東宝チャンピオンまつりで伊福部音楽に浸れるであろう機会を逸しているので、多分、昭和50年代初期の『怪獣大戦争』TV放映、その次に、日曜特バン!の「TV怪獣SF映画25年」でありましょうか。その後、東宝レコードの「ゴジラ」を買い、どっぷりハマって、1982年の『伊福部昭映画音楽全集』に出会って以降、特撮以外の一般映画にも興味持って挙げ句に邦画好きになった。ええ、人生変えられてますよ間違いなく。

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2005.10.04

まだ山はあるものの一山越えたので…

 と言うか10月に突入しちゃってたので、さて11月の番組情報も出回っているだろうと、スカパー関連のサイトを巡って、事前チェック。………

 …うわ、チャンネルNECO『超高層のあけぼの』放映かよ!

 いやー、何年も前に観せてもらったビデオ版(一般流通はしてなかったかも)は、惜しくもカット版だったのよねぇ。霞ヶ関ビル建築にまつわるセミドキュメンタリー映画なので、とても面白い上に、音楽が伊福部昭なのでもう俺的には酔いまくれる訳ですが、CDに収録実績があるかっこいい建築テーマM15が流れ始めて途中で曲バッサリカットしてシーン飛ぶヴァージョンだったものだから、消化不良で。今回の放映素材がノーカット版であるなら、絶対録画するね!そして片面二層ディスクに焼くね!(笑)

 よし、元気出てきたぁッ!

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2005.05.17

『鬼火』

 昭和31年公開の東宝映画。先にエントリした『好人物の夫婦』と同じく、東宝のダイヤモンド・シリーズの一本。てゆーか、この映画が第一弾作品。これもチャンネルNECOで今月放映。これまた上映時間は46分程度なので気楽に観れます。時間的には。

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2005.05.15

『好人物の夫婦』

 その昔、「伊福部昭映画音楽全集」と言うLP全集が発売されました。1981年の事です。伊福部昭と言えば、ゴジラを始めとする特撮映画の音楽担当者として、特撮ファン方面には有名なのですが、この全集は、そういった特撮映画だけでなく、一般映画にまで幅を広げて音楽を収録すると言う、画期的な商品でした。特撮ものはこれ以前にも音盤化の例がそれなりにあったのですが、一般映画となると、東宝レコードが出した「伊福部昭の世界」ただ一枚。当時の私は、まだそんなに邦画好きと言う訳でなく、特撮映画の曲が手に入るから、伊福部昭だから、て事で、少ない小遣いを駆使して、この全集を揃える事になるのですが…

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2005.05.13

『秦・始皇帝』

 昭和37年公開の大映映画。この前年、大映は日本初の70ミリ映画として『釈迦』を製作、これが大ヒットを飛ばしていたので、あの夢をもう一度、てな事で製作された70ミリ大作映画なんだけど、これが興行的にコケて、以後70ミリ映画が作られなくなった、てのは、割と有名な話。

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2005.05.11

録画失敗

 さっきまで日本映画専門チャンネル『暗黒街の弾痕』を録画しながら結局最後まで鑑賞しちゃって、「あーやっぱ面白いなぁ〜」と満足しながら録画停止、深夜から朝にかけて録画すべき映画が二本もあるので予約作業とかしてたら、成瀬巳喜男監督作品今月放送作紹介!て事で……






 『コタンの口笛』の予告篇がッ!!!!!!!!!!!!!!!!!






 急いで録画したけど、色々あって反応が遅れたので、頭欠けた〜〜……orz
いや、もう、予告篇フェチ(^_^;)な俺だし、映像ソフト化されてない大好きな作品の貴重な予告篇とかが予期せず目の前で流れてるわけですよ!俺が如何に興奮して、そして録画ミスに脱力したかは、感嘆符の数や普段使わない表現持ち出してる事で察して頂きたい。

 しかし、番組の狭間でいきなり流すのがいつもの事なので、今度はいつ流れるのか予測できない。とりあえず今夜は、流れそうな時間、全部録っておく事とする〜。今月の最優先事項ね。

 それにしても。完成作品はカラーなのに予告はなぜモノクロなのか。もともと予告篇はモノクロなのかそれとも元はカラーなのをモノクロへデュープしたものしか残っていないのか。まぁ、そもそも現存するともしないとも情報流れてこないのが、一部有名作品を除く古い邦画予告篇だったりするし、深くは追求しようが無いんだけど、あれやこれや想像してにへへと笑う田亜湖さん、至福の時を過ごしてますよ。…閲覧者置いてけぼり? 構やしねぇ(笑)


 追記。

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2004.07.07

『真昼の暗黒』

 昭和31年に公開された、今井正監督作品。日本映画界の名監督の一人として有名な今井監督であるが、個人的にはその力量は認めるものの、率先して監督作を観よう、と言う気に、なぜかなれない。そのくせ、『ひめゆりの塔』やら『また逢う日まで』とかには結構思い入れあったりするんだけど(^_^;)。一般的に一番有名なのは『青い山脈』ですかねぇ。

 で、この映画は、いわゆる冤罪を扱った作品でして。鑑賞動機はいつものごとく、劇伴が伊福部昭って点でして。過去に何度か鑑賞機会を得られ…そうで取り逃がし続けていたもんで(^_^;)、今回はまぁ、待望の鑑賞でもあった訳です。さすがに、その年の映画賞を総ナメしたらしい作品、良くできていました。詳細の載ったページを見つけましたので、リンク→映画モデルとなった事件

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2004.06.27

短感想羅列

■『ケロロ軍曹』第13話

 敵宇宙人がコブラ型なので胴体と武器が寺沢武一風だったり、五人集結したケロロ小隊の必殺技が秘密戦隊風だったりってのは原作もそうなんだけど、その必殺技シーケンスのカット割とかの再現性がカンペキだったのに笑っていいのか否か(^_^;)

■『おねがい☆ティーチャー』第13話

 テレビ未放映版。エロいエロいとウワサには聞いていたが…(^_^;)

■『おねがい☆ツインズ』第13話

 テレビ未放映版。エロいエロいと以下略(^_^;)(^_^;)

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2004.03.28

『キングコング対ゴジラ』短縮版

 高松東宝さよならイベントがらみで、久々に鑑賞してみた。いや、映画自体は去年もDVDで観てるけど、短縮版となると実に久々で。しかもシネスコサイズノーカット版の短縮版(^_^;)てのは、多分、11年ぶりくらい。この映画の短縮版って、関西では89年以降、三回ほど地上波放送されてるんだけど、そのどれもが、一部カット。ええ、現在の放送コードに引っかかる歌詞の唄が流れる場面があったりする為ですが(^_^;)。まぁ、ファロ島原住民の描写自体、今では難しいのでありましょうが。

 さて。とりあえずもうちょい詳しい解説必要な方に、またもや過去に書いた文章の転載(^_^;)。完全版やら短縮版やらの存在に関して、一応記載しております。

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