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2007.06.14

続、東宝予告篇の話

 昨日の『怪獣王ゴジラ』予告篇の影響で、ちょっとそっち方面にスイッチ入っていて危険な感じ。なので、この日記書いたらしばらく封印する方向で(^_^;)、仕事中に考えたことを記録しておく次第。

 で。ひとつでも、オリジナル(に似せた物(^_^;))をでっちあげちゃうと、じゃああの予告篇もオリジナルに近づけたいなぁ、とか思ってしまう訳で(笑)

 東宝特撮映画に限定しても、現在商品化されてるものとオリジナル公開時予告篇との相違点が結構ある、てのは過去の日記にも書いてますが。つーか、何度も書くほど長年拘り続けてる事なんですが(^_^;)、ぶっちゃけ、もっとも簡単に復元出来ちゃうのが、東宝マークの差し替え。
昭和32〜40年初めあたりまで(少なくとも黒澤の『赤ひげ』あたりまで)の東宝のワイド映画って、こういうマークが出たんですよね。



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 …うん。カッコイイ。これは昭和32年の『地球防衛軍』の東宝マークですが、昭和40年代に入ると、このカッコイイ横文字が消えて、こうなる訳です。



3_6



 …ちょっと寂しい(^_^;)。でもま、この形が現在に続く基本(厳密に言うと、スクリーンがワイド化する以前もこんな感じ)なので、東宝と言えばマークはコレ、てのが一般的なんでしょうけども。

ちなみに現在では更にヴァージョン変わって、こう。



4_6



 嫌いじゃないけど、如何にもCG時代、ですな(^_^;)

 んで、スコープマーク時代の作品も、昭和40年以降にリバイバルされたりなんかすると、東宝マークがその時代の標準バージョンに差し替えになっていたりした訳で、本編のマークがすげ替えられると、予告篇も合わせてすげ替えられるのが常。で、問題は、現在残ってる予告篇ネガが、各作品最新ヴァージョンのものだけの様で、本来はスコープマークだった筈だけどノーマルマークすげ替え版しか再見出来なくなった予告篇群が存在する訳です。そういう連中のマークを、いつか東宝自身がスコープマークに差し戻して商品化してくれないもんかな、とか期待していたんだけども、どうやら無理っぽいので、さすがにそろそろ、自分ででっちあげしちゃおうか、な気分が高まってる昨今なのですよ(^_^;)。いやもう、自分の為だけに!(笑)

 ま、マーク差し替えだけならば割と簡単なので、多分実行しちゃうでしょう(^_^;)。気を付けねばならない点は、スコープマークにも2種類あるらしく、作品の公開時期に合わせて素材を選ぶ、と言う所か。
ちなみに、さっきの画像が『地球防衛軍』のものだから、初期型。で…



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 これが昭和36年の『モスラ』でのスコープマーク。
…違うでしょ?(^_^;)
このマイナーチェンジ時期ってよく知らないのだけど、特撮映画に限ると、『電送人間』予告篇は初期、『ガス人間第一号』予告篇は後期ヴァージョンです。昭和35年末くらいがチェンジ時期なのかしらね。

 あと、オリジナル復元したいのは、リバイバル時に改題しちゃった映画の予告なんだけど、これはさすがに、ノンスーパー予告篇でも商品化してくれない限りは無理っぽいですな(^_^;)。で、もしノンスーパーが手元にあっても自力では再現無理なのが『怪獣総進撃』だけども(^_^;)。あの、本編とは違うブルー系の光に包まれて起きあがってくる立体文字の格好良さは………このまま記憶に埋もれていくのか(^_^;)、もったいなさ過ぎる。

 最後に、最近今更ながら思いついた、復元したい予告篇(^_^;)



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『キングコングの逆襲』予告篇ですが。実の所これも短縮版用に改変されていまして、オリジナルだと多分こんな感じだった。


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 …うん。再現してみたい(笑)


 とかなんとか、こんな日記喜ぶのはごく少数だろう日記でありました(^_^;)
ごめん、俺は楽しい。考えてるだけで。あー、作業してぇ。

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