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2006.02.16

『Fate/stay night』第6話「魔術師二人<後編>」

 今期の新番組アニメでは、これだけが生き残ってるとか書きましたけど、その後始まった『びんちょうタン』が無意味に凄まじいクオリティでやってきて、お楽しみ度はそっちが上回るかも知れない。スタッフ違うとはいえ同じスタジオデイーンだと言うのに。ちょっとそのクオリティを『Fate』におくれ(^_^;)
そしたらきっと、シロウが買い出しに行ってシロウが調理してセイバーがご馳走様するまでの事を15分かけてじっくり描写してくれるさ!

 …いや、それも道逸れてるけどな。

 で。このアニメ、出来は良い様で悪い、と言う意見を良く耳にするんだけど、私個人的には「良くもなく悪い」と思ってますよ。それは例えば戦闘シーンで、一見良く動いてるんだけども動いてるだけでなんの臨場感も無い演出だったりとか。カット割りって、なんの為にあるのか。カメラも、寄る時はとことん寄ってみりゃいいのに、ロングはロングのままで展開するしさぁ。原作ゲームで、戦闘CGがロングだったりするパターンが多かったけど、あれを意識してんのかな。あっちは「引けるだけ引く」と言う演出で効果上げてる例だけど、映像となるならば、引くばかりでは面白くもなんとも無いし(その反対も同じく)。いずれも中途半端な印象なのよね。
もし、戦闘演出が成功しているなら、例えシークエンスが短めで終了したとしても、視聴者には強烈なインパクトを残してくれる筈なのよ。ところが、短いだけで印象に残らない(^_^;)
第6話まで来て、この段階でもまだ会話シーンが多めだってのは原作やったから理解してあげるけど、それにしても毎回毎回Aパートで戦闘終わってBパートは会話か食事に終始して終わるってのは、視聴後の印象薄くなって当然なり。会話パートの演出は演出ですらないので苦痛だし。これで、前述の通り戦闘シークエンスが傑出していたのならば、また印象は違う。こうれはもう、惜しい云々の話では無く、戦闘演出を改善すべき、それが出来なければ、せめて戦闘シークエンスを絶えずBパートに配置する様にシリーズ構成するべきだったと思う。(そういう意味で、既に手遅れなんだけどね)

 とは言え。第6話でのライダーとの戦闘…原作では2回目のプレイ以降でしか見られない凛ルートで初めて拝める展開になってるんだけど、この雑木林での戦闘は、絵的には良かったと思う。夕暮れ時と言う時間設定をそのまま再現したと言えばその通りなんだけど、地面に降りたって四つ足状態で決めポーズのライダーさんをあえて鮮明に作画着色せず、逆光で暗く見えにくくしていたのは、ゲームではあまり感じなかった効果だと思った。こう言う些細な積み重ねをお願いしたい。いや、シロウが簡単にセイバーの寝顔を見ると言う些細かも知れないが痛いミスも積み重ねてるんだけど(アンタ何者だよシロウ、気安く障子開けるんじゃねぇよ)

 余談だけど特筆点。予告篇だ。
なんだ、このこまめな食事カットの埋め込みわ。決めは、おかわり要求するセイバーさんか。次回もセイバーさんは喰って寝て喰ってる訳だな。非常に分かり易い予告篇だったッ!
いや、今回の予告、好きだけどな。繰り返し見てしまったぜ。もういっそ『ふぇいと すていないとごっこ』とか改題してアニメ化してくれても良いな!と思ったくらいに(そして低年齢化を装いつつも肌の露出度が上がったりするんだ(^_^;))

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