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2005.02.03

『ウルトラマンタロウ』第44話「あっ!タロウが食べられる!」

 本日は節分。てな事も理由の一つとして、唐突に取り上げるのがこの作品。『ウルトラマンタロウ』と言えば、ウルトラシリーズ屈指のおちゃらけ作品として認知されている作品であるかも知れない。が、視聴者を楽しませる事に全力を注ぐ、馬鹿なことに命がけ!てな点では、これまたシリーズ屈指であり、脳みそをリラックスさせて鑑賞すると素で面白い作品である事も事実。全力!と言う点は特撮面でも顕著で、なにかしら面白いアイディアがシナリオに盛り込まれていた場合、それを映像化する為の小道具、ミニチュアセットは惜しみなく作る、てのが、タロウを単なる子供向け手抜き作品とはしていない要素でもある。

 この第44話は、きさらぎ星人オニバンバが、節分真っ只中の日本に来襲、宇宙人のくせに鬼に向かって豆をまくタロウ=光太郎ゆるすまじ!と、光太郎を豆にして人間に喰わせてしまえ!てな計画を実行する話である。普通に聞けば、なんとも腰砕けな内容に思えるが、そんなシナリオを全力で映像化するのがこの作品。特に、光太郎豆化のプロセス用小道具として、土管を用意。オニバンバは標的を蜘蛛の糸状の物質でがんじがらめにし、おもむろに手近にあった土管にギュッギュッと詰め込む。すると、その土管の穴サイズに標的が縮小するのだ。更に、サイズが小さい土管、更に小さい土管と、次々に作業を続け、遂には豆粒状に仕上げてしまう。冷静に考えれば現実的でもなくSFと呼ぶにも躊躇したくなる悪魔の様な所行だが、これを、ご丁寧にも大量に用意された土管のミニチュアを駆使して丁寧に映像化している事から、有無を言わせぬ説得力を産んでいる。と同時に、観ていて楽しいのだ。この場面を見せるが為に、シーンの舞台設定を土管置き場(昔はポピュラーな存在だったよなぁ)にしているのが素晴らしい、てな評価も、どこかで読んだ気がする。

 こういった、さりげない特撮の豪華さ、てな観点からタロウを楽しむ事は、実を言うと大人になってからの方がたやすい。正直、子供の頃は、こういった部分は見落としがちだし、それこそ「子供だましだな」とか思ってしまうもんで。自分自身も、大人になってからタロウがたまらなく好きになった人間だし。もしタロウがDVD化されたら、ウルトラシリーズでは初めて、DVD全巻揃える事になるぢゃろうな(いや、他のシリーズも金ありゃ買うんだが) ああ、早くデジタルでライブキングとかモチロンに逢いたいの事よ。

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