ゴジラ最終作、梅田で初日初回を観てきました。とりあえずサントラ盤は絶対買わないだろうと思いました(^_^;)。昭和53年のゴジラ劇伴初音盤化以降、新作が作られる度に必ずサントラ盤が発売されてきたゴジラシリーズ。これまでは必ず購入して来た私ですが、さすがに今回のは…どうでもいいや(^_^;)改めてCDで聴きたいなんて、これっぽっちも思わない。怪獣映画の音楽ってもんを理解してない人間が担当するとこの始末。新しい感性を投入するにも限度ってもんが(^_^;) エンドロールの曲なんて…もう…(^_^;)
唯一褒めるとしたら、ゴジラVSジラ(アメリカ版ゴジラ)のシーンをガンガンのロックでキメた事くらいだろうか。オーケストラでなきゃいけないとか伊福部昭でなきゃいけないとかは言い切らない、要は、恐ろしく巨大であると言う生物どもの圧倒的なパワーを、音楽がどう受け止めて表現し、画面との相乗効果を生んで昇華するかって事ぢゃろう。そう言う意味で、歌詞入りロックを流すと言う前代未聞な感じのこのシーンが、実はもっとも怪獣映画音楽としては効果あった、とか個人的には思った。
この他で音楽で燃えたのって、冒頭の伊福部ゴジラテーマ流用より以上に、佐藤勝作曲の音楽が流用された部分だもんなぁ(^_^;) 登場人物が聴いている音楽、てな、現実音楽扱いでの流用だったけど、南極の地に響き渡る初代メカゴジラのテーマの格好良い事ったら! この映画、佐藤氏が健在であったなら、もっとも適任者だった気がするよ。で、劇中で2曲も流用しておきながら、クレジットには佐藤氏の名前が無いあたり、失礼極まりない…。当然ながら、流用だけど伊福部昭氏のクレジットはあるんだもん、列記しないと嘘だよ。
てな事で、個人的にはゴジラ映画史上、音楽最低作品との評価(^_^;) ま、期待はしてなかったけどねー。と、真っ先に劇伴に触れておいて、ネタバレ含む感想は以下↓
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