四式楽屋裏

　…うわ、意外と出来いい(^_^;)

　魔法の力を持った小動物が「魔法使え〜」とかいいながら主人公と邂逅、とか、訳分かんないけど呪文唱えた変身しちゃった！などと言う、お約束展開は観ていて安心するし、きちんと日常の描写も行ってる。なんか知らんが敵のモンスターも全くの異形の者で、戦斗でコメディ展開する余裕すら無さそうで、戦う魔法少女ものが期待出来そうなんだけど、期待していいですか？(^_^;)

　て事で、丁寧に作っていて、なんとなく『カードキャプチャーさくら』っぽい路線の印象。このキャラデなのに媚びた演出も無く、時間枠さえ空いていたら子供の観る時間でも十分イケるぢゃん…なんて思いながら観てました。

　…でもね、忘れてましたよ俺、変身シーンの存在を(^_^;)

　いやー、ここで一気に大きなお兄さん向けと言いますか(笑)　衣服無くなるってのは魔法少女もの変身シーンの定番でありますが、素肌をどの様に晒すか、幻想的に処理かリアル路線か(^_^;)てあたりで、路線が決定するってーか。例えばプリキュアなんかは、全身銀メッキ(^_^;)で虹の花畑で変身！てな、朝の少女向けアニメでありますが、なのはの場合は、下着もリアルなら足の指先のキュっとした動きもリアルです(笑)これは凄い(^_^;)こりゃ、深夜ならでは。とは言え、個人的には、清潔感漂う雰囲気に仕上がってるのには好感持ちました。ま、小学三年生を艶めかしく描いたら色々と終わりだと思うし(^_^;)この程度で良かったよ。あとは、割とカッコイイ変身シーンになってるのもポイントかな。いや、個人的好みでは、ナースエンジェルの変身シーンを超えるカッコイイ変身シーンには成り得てなかったのが残念ではありますが。

　あと、魔法少女としてのデザイン。杖とか衣装が、最初の変身の際に、なのはが慌ててイメージしたもの（「とりあえずコレで」てな台詞あり）だったのが面白いな、と。実はこのコスチューム関係以外、作品タイトルのイメージがピッタリなものって、今の所皆無なのよね(^_^;)　魔法の演出等見ても、魔法少女と言うイメージのものでは無さそうだし、それが今後、主人公なのはの魔法に対するイメージにてねじ曲げられていくのかな(笑)とか想像すると、とても楽しみです。

　てな事で。少なくとも次回もチェックだ。戦斗開始前で本編終わったし(^_^;)（でも、展開的に変身まで行き着くのかも不安な時間配分だったので、変身まで持ち込んだのは見事だったかも）

　他、特記事項。絵的にも安定しているのに、なのはがフェレットを飼っても良いかと家族に相談するシーンは、作画、動画ともに異様だった(^_^;)　ヘンだろ！他のシーンと比べて！(^_^;)

■公式サイト■

　訂正ロシア。『カードキャプチャーさくら』→『カードキャプターさくら』。サークルメンバーのEVII君に叱られそうだ(笑)