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2004.03.29

『ハワイの若大将』

 高松東宝さよならイベント上映作品、て事で、自宅で寂しく鑑賞してみた(^_^;)。本作は、加山雄三の代表作となった若大将シリーズの第4作。

 老舗のすきやきやの長男で、勉強は人並みだがスポーツマンで音楽センスある若大将田沼雄一が、大学の所属クラブで大活躍、女の子にモテモテなんだけど本人は偶然出会った澄子さんだけを密かに想い続け、澄子も雄一が好きなんだけど、若大将の悪友、青大将が恋路の邪魔をしたり、他の女の子に親切にしただけなのに澄子が激しく嫉妬したりしてもつれにもつれ、所属クラブの大事な試合に恋愛問題が少々影響するんだけど誤解が解けて澄子は若大将の応援に駆けつけ、若大将大逆転で勝利、メデタシメデタシ。とまぁ、そんな大筋ばかりの映画シリーズです。毎回、世界観はほぼ同じなのに澄子さんとの出会いが描かれるので、各作品はパラレルワールドなんですな(^_^;)これが。レギュラーキャラ、マネージャーの江口と、若大将の妹との恋仲だけは、シリーズを経る毎に進展して、若大将大学卒業&就職と同時に妹夫婦結婚、てな時間経過は、シリーズ後半で具体的に示されたりはしますが。

 で、本作『ハワイの若大将』でありますが。ま、ストーリーは基本的に上記のテンプレート(^_^;)に沿った展開でありますが、シリーズ初の海外ロケ作品であるが故に、中盤の舞台がハワイに移動します。カンニングがばれて停学喰らった青大将、そのとばっちりを受けた若大将の二人が、色々あって(^_^;)ハワイで過ごす訳です。て事で、初期三作では本編中まんべんなくクラブ活動の描写があったんですが、本作では帰国費用捻出の為に仕事をしたりヨットに乗ったり波乗り(^_^;)したり女の子と浜辺を歩いたり唄ったりと、練習風景が出てこないので、個人的には少々残念ではあります。まぁ、この映画の若大将はヨット部員なのでヨットに乗ってれば練習にもなったんでしょうけど(^_^;)。

 なお本作品は、昭和38年の封切時には『マタンゴ』と二本立て公開されておりました。よく言われる事ですが、方やハワイでヨット乗ったりと青春を謳歌、方やヨットで地獄行き(笑)と言う、壮絶な興行だった訳ですな(^_^;)すげぇ。

 ついでに記録。実は本作品、私が録音と言う手段で手元に記録を残した最初の若大将映画だったりします。1984年の3月に深夜放送されたのを録音してますね。たしか、これより数年前に、前作である『日本一の若大将』をテレビで観て、本格的にハマったものと記憶してますが、録音まで始めたのはこいつの放送時期から。て事で、割と思い入れはあるんですよ。ただ、まだシリーズのお約束とかを理解して無かったので江口役の俳優がいつもと違っていたなんて事も問題なく受け入れていたと思われ(^_^;)。

 そういえば、80年代前半って、関西では頻繁に若大将映画を放映してたんよね。84年末には我が家でもビデオを導入したんだけど、初期のテープにはアニメなんかよりも若大将映画がゴロゴロしてるよ(笑)

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コメント

田亜湖さま
毎回「高松東宝さよならイベント」に引っかけての作品紹介、楽しく拝見しています。

「若大将の魅力・・・・」そうですねぇ。あえて言うなら
あの「胸毛」でしょうか...。というのは冗談で、やはり
初期作の頃のコカコーラにも似た「スカっとさわやか!!」な
若大将のキャラと、澄子の「普通で考えれば絶対マトモじゃない恋愛感覚」につきるのではないでしょうか。
後期に入れば若大将も歳を取り、色調も少し暗めになったりしますが、
それはそれでアジがあり面白いシリーズですね。
個人的には「エレキの若大将」「大学の若大将」「ニュージーランドの若大将」が好きですね。
毎回出てくるタイアップのパンナムに歴史を感じますが、
今CMで観る加山雄三はやはり「永遠に若大将」なのだなぁと感心しています。
ちなみにハウス食品が今回のイベントのスポンサーの一つでもありますが・・。

伊丹で観た「兄貴の恋人」「お嫁においで」なんかも若大将のムード満点で好きな作品になりました。
ついでに言うと、うちの息子の名前は若大将の「雄一」
から字を貰い「雄一郎」と名付けました。
肉まんを出してくれるおばあさんはいませんが、田乃久のような家族構成が理想でもあります。

投稿: うどん | 2004.03.29 20:06

 あはは(^_^;)確かに澄子さんて、全然マトモぢゃないですね(笑)。初期はともかく、シリーズ経る毎に、なんか凶悪になって行きますよ。青大将をいいように利用する悪女といいますか(^_^;)。てな事もあって、個人的には後期ヒロインの節子さん派なのですが、映画の面白さと言う点を重視すれば、常人である節子さんよりも澄子さんでなけりゃ…てのは、映画観れば一目瞭然ですね。

 個人的には、銀座、日本一、ゴーゴーの三作品が好みでしょうか。作品自体の出来で言うとゴーゴーには?が点灯するんですが、なにせ中盤のラリーがとても面白くて。江口もシリーズ屈指の活躍ですし(笑)。サラリーマン編は、やはりフレッシュマンですか。主題歌とポスターのインパクトも手伝って(笑)

 でも、なんだかんだで、若大将におけるキンゴジ的作品って、エレキでしょうね。今年2月の南街会館(大阪は難波)閉館興行では、若大将シリーズからは当然の様に『エレキの若大将』がチョイスされてました。

投稿: 田亜湖 | 2004.03.30 20:09

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