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2004.03.03

『ガメラ対大魔獣ジャイガー』

 毎度日専特撮王国Z本日の登板作品。昭和ガメラの第6弾。子供向け低予算路線が顕著とは言え、なかなか頑張ってる作品。

 まぁアレよね。本作品で、一番「低予算だなぁ〜」と思うのは、シリーズで唯一、音楽流用が多発してる点なのよ。ガメラとジャイガーの対決シーンになると、前作『ガメラ対大悪獣ギロン』の音楽がバシバシと流用されちゃうし。あの曲、当然ながらギロンの印象強い(そりゃそうだ、ギロンそのもののテーマ曲なんだから)んで、なんか残念なのよね。ま、そんな事、子供の頃には全然問題視しなかったけど(^_^;)。てゆーか、流用多い分、新規録音曲のインパクトって強いから。その点、手抜きって訳ではない好感触。さすが、昭和40年代前半に頻発した各社特撮映画音楽に多数貢献し、でもってこの映画の一年後からはかの『仮面ライダー』を担当する事になる、菊池俊輔せんせいだ。本作に関しても、ジャイガーが暴れるシーンのショックブリッジとか、ガメラ劣勢時の音楽等、考えてみれば子供の頃から耳について離れなかった音楽が、沢山あったりする。

 とかなんとか。結局の所、予算云々子供向け云々で突き上げる事は容易い作品だらけ(笑)だけど、それだけで片づけるのはいかがなもんか?てな、そんなシリーズなんだな。ガメラって。

 あー、ちなみに。この映画に関しては、主な舞台が開催準備中の大阪万博って事もあって、パビリオンがバシバシ出てくる事が売り。当然ながら、組まれたミニチュアセットでパビリオン破壊はありえない訳ですが、その点を「破壊がない」と指摘されて酷評された過去もあります。んが、その万博進入を阻止するって展開なんだがら、当たり前の事だから(^_^;)、この理由による酷評も、なんだか納得出来なかったね。そんな点よりも、もっと突っ込む所は沢山あるだろうに。あえてどこかは書かないが(^_^;)、とりあえず♪世界の国からこんにちわ♪アレンジ劇伴に乗って次々と紹介される実景のパビリオン群を観ながら当時に思いを馳せるのが、この映画を観る点での勝利への鍵だと思います。

 なお、万博会場破壊されず、と言う大勢の欲求不満は、後年『クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲』にて見事に映像化されて解消されています(笑)(監督の意識として、ジャイガーの存在はあったらしいですね)。是非、連続視聴をお勧め(してどーする)

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